新岡雅史 / Masashi Niioka
10代より趣味で革小物製作をはじめる。その後、複数のメーカー/ブランドに勤務し革製品のデザイン・製作技術を学ぶ。2016年より、国内最高峰のオーダーメイド鞄店にて手作業の修業を積む。2024年よりFYSKYに加わり、鞄や財布の企画・製作の責任者を務める。
“革製品の製作を始めた当初から、どんなものをつくるときも、かたちの美しさ、構造の確かさ、長く使い続けられる堅牢さを大切にしてきました。ファッションアイテムであると同時に道具でもある革小物は、そのすべてを兼ね備える必要があります。型紙を設計する際には、革という平面的な素材から、いかに有機的な立体を生み出すかを意識しています。
この仕事は、好きで始め、やがて自らの生きる道となりました。だから、目に見えない部分から細部のディテールに至るまで、クオリティに妥協することはありません。FYSKYの商品は大量生産でないからこそ、一点一点に誠実に向き合い、時間をかけて製作することができます。私たちの手がけた商品が、長い期間、お客様の生活に寄り添う存在となれば幸いです。”
MADE-TO-ORDER
FYSKYのパターンオーダー
基本となるデザインをベースに、使用する革の種類やカラー、ステッチ、金具などのディテールをお選びいただき、ご注文を受けてから職人が一点ずつ製作するパターンオーダーサービス。
あらかじめ設計されたモデルをベースにすることで、プロダクトとしての完成度と再現性は担保しつつ、素材や細部の選択によって印象を大きく変えることができます。
既製品では叶わない自由度と、フルオーダーほどの負担のない現実的な選択肢の両立が特徴です。FYSKYが培ってきた設計と技術に、お客様それぞれの感性が重なって完成する一品。使うほどに愛着が深まる、あなただけのプロダクトをお楽しみいただければ幸いです。
MACHINE STITCH
ミシン縫い
FYSKYでは、ミシン縫いと手縫いを使い分けて製作をおこなっています。デザインや構造上、ミシン縫いが適している部分には、強度と均整の取れた美しさを引き出すミシン縫いを採用しています。ミシン縫いの利点は、縫い目が均一で設計の再現性が高く、厚みのある部分や長距離にわたる縫製にも安定した縫製が叶うことです。また、ミシン縫いでは上糸と下糸を分けて設定できるため、表裏で革の色が異なる製品でも、それぞれの革に合わせた糸色を効率的に用いることが可能になります。
HAND STITCH
手縫い
ミシンが届かない細部や、より繊細な縫製が求められる箇所には、一目ずつ丁寧に糸を締める手縫いを採用。革への負担を抑えながら精緻な仕上がりを実現します。また、バッグの持ち手など特に耐久性が求められる箇所にも、耐久性が高く、万が一糸が切れても一気に縫製が解けることのない手縫いを用いています。ご希望があれば各商品、完全手縫いでの仕上げにも対応可能です。
EGDE
コバの仕上げ
コバ(革の断面)の処理は、職人の技量が最も表れる工程のひとつです。時間と手間をかけるほどに、美しく、そして頑丈に仕上がります。まずは革の裁断面を、包丁や鉋、紙やすりなどを使用しなめらかに整えます。その後、着色・削り・磨きの工程を何度も繰り返すことで、滑らかで深みのあるコバに仕上げていきます。この緻密な工程は、長く愛される革製品には欠かせない要素です。
LEATHER
取り扱うレザー
どれほどデザインや仕立てにこだわっても、素材そのものの美しさには敵いません。FYSKYでは、牛革はもちろん、クロコダイルやオーストリッチといったエキゾチックレザー、ジビエレザーなども幅広くご用意しています。革靴と革小物の製作を通じて築いた問屋との信頼関係を活かし、欧州の歴史ある一流タンナーの革も多数仕入れています。
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MATCH with shoes
革を合わせる楽しみ
革靴や革小物において、素材を揃えることはひとつの愉しみです。 FYSKYでは、ベルト、時計ベルト、財布、バッグなどを革靴と同じレザーで製作することが可能です。特に靴とベルトの組み合わせはオススメで、装いに自然な統一感が生まれます。財布やバッグまで同じ革で揃えれば、目を惹くセットとなることでしょう。素材の一貫性は、オーダーメイドだからこそ叶う贅沢のひとつです。
After-Sales Services
アフターサービス
安価なプロダクトを大量に生産し、短期間で使い捨てるのではなく、「良いものを長く使う」。これは私たちが大切にする哲学の一つです。製作の時点から、修理やパーツ交換に対応できる構造を心がけておりますので、使いこんでいく中で気になる点が出てきた際はお気軽にご相談ください。可能な限り、修理やメンテナンスの対応をさせていただきます。
TEAM
FYSKYは、靴職人の井出によって革靴ブランドとして立ち上げられました。そこに鞄や財布などの革小物を専属でつくる職人が加わり、現在の体制になりました。職人と聞くと一人きりで部屋にこもって製作に当たるイメージがあるかもしれませんが、私たちはデザイン、お客様への接客、部材の仕入れ、製作など多岐にわたる仕事をチームで分担し、協力し合ってブランドを運営しています。

